絵師の恋
絵師の順吉は遊女の絵を描いて日銭を得ている。しかし着飾った女達に魅力を感じない順吉には美人画として売れるような魅力的な絵は描けず、遊郭が宣伝用にばら撒くチラシ用にしか売れなかった。そんな自分に芽が出ることなどあるのだろうかと思っていた順吉だったが、たまたま入った茶屋の娘・お清の清楚な美しさを見て、自分の描く絵はこれだと確信する。はたして順吉の描いた茶屋娘の絵は江戸で大評判となる。何枚もお清の絵を描くうちに順吉はお清に恋心を抱き、将来一緒になることを思い描くのだが……
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