【完結】世界を縫う〜幕末に生きた女性和裁士の物語〜

 時は幕末。和裁士の女・ヌイは、亡くなった父の借金を肩代わりすることになった。

 ヌイは、父の遺言『世界を縫え』の意味を探すため、一通の手紙を頼りに横浜へ渡る。
 英国人女性クレアの洋裁店で、和裁の技術を活かしながら洋服を縫い始めたヌイは、通詞を装う謎めいた青年・慶一郎と出会う。

 日本と英国が衝突していく中、勝海舟や坂本龍馬との交流を経て、ヌイは和と洋の在り方を考えるようになる。
 やがて、明治という新時代の波に揉まれながらも、ヌイは夢に向かって、一針一針を積み重ねていく。

 これは、針一本で世界を縫った女の物語。
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