血の輪唱
花も恥じらう美しい侯爵令嬢キャサリン・セシルは、ある日、美しい蝶を追って深い森へ迷い込み、その先で世にも不気味な屋敷を見つけた。
おそるおそる足を踏み入れるキャサリンだったが、館の主は何と、美しく窶れたヴァンパイアだったのである。
一度も血を吸ったことがないという心優しい吸血鬼は、ジョセフと名乗った。キャサリンは彼の不思議な魅力に惹かれていくが、セシル家とジョセフの間には深い因縁が横たわっており――。
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