私が幸せになるたび、誰かが泣いている
今度こそ叶えた夢は、親友が歩むはずだった未来。
家族のために夢を後回しにしてきたエルナは、事故をきっかけに十七歳へ戻る。
今度こそ地図を作る仕事がしたい。
そう願って挑んだ王立測量院の試験で、彼女は一つしかない給費枠を手にする。
けれど次点の欄には、親友ミラの名前があった。
前の人生では、そこに受かったのはミラだった。
辞退すれば、親友の未来を戻せるかもしれない。
それでも自分の名前が載った合格通知を、エルナは手放せなかった。
夢と友情、幼なじみへの恋。
もう一度の人生で、自分の幸せを選ぶ少女の物語。
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