家も婚約者も、もう要りません。今の私には、すべてがありますから
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雨の中、たった一人で放り出された私を拾ってくれたのは、身分を隠した第二王子でした。
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ねぇ、今さら私にすり寄ってきたって遅いのです。だって、私にはもう、すべてがあるのですから。
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