【死神と黒猫】~触れたくても触れられない、触れたら死んでしまうから。孤独な死神と不吉だと忌み嫌わる黒猫のちょっと切ないお話~【完結】

触れたら死ぬ。
そんな自分の手を嫌う『死神』
彼は触れ合いや絆に憧れた。

ある日、不吉な猫だと石を投げられている『黒猫』と出会う。
触れたいのに触れられない。
触れてはいけない。

距離を保ちながらも、死神は何年も黒猫に付きまとった。
ある日、神様からのプレゼントが届く。

それは初めて聞く、黒猫の声だった。

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