妄想中毒のわたくしが、悪いんですの?
前世、坂田 美緒(さかた みお)として生きた記憶をもつ、転生者のエスタリア・ルイゼッタール。
彼女は、2年前 ルイゼッタール王国の王太子と結婚し、現在は 王子妃として尽力し 国を支えている。
しかし、王国には 男尊女卑が根付き、常に男性が優先される絶対的な【秩序】が、存在していた。
王子妃とあっても、ひどい扱いを受ける日々。
夫の命令で 秘密で貫く 白い結婚でも、『子のなせない王子妃』として周囲から冷めた目を向けられていた。
最終的に 彼女がつきつけられたのは、他の女性との間に子をつくった夫の裏切りと、国からの追放。
そして、
「はっ! 妄想にふける女なんぞ、虫唾がはしる」
「好きなこと?お前みたいな無能が、意思を持つな。気持ち悪い」
という、エスタリアの全人格を否定する言葉だった。
あまりの仕打ちに、ついに エスタリアの張り詰めた糸が切れた。
そこまで言うのでしたら、追放されてあげましょう。
後悔なさらないでくださいね。
エスタリアは国を飛び出し、はじめての異国へ。
様々な人と出会い、【妄想中毒】と自身で名付けるほどの妄想癖で、異国の地を変えていく。
「あら、ご存知ありません?
好きこそ 物の上手なれ、ですわ 殿下。
ふふふ 」
※作品の無断転載、AI学習など一切を固くお断りいたします。(Do not reupload / use my writing for any purposes, including for AI)
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