宝石少年の旅記録

 ビジュエラという、とても美しい世界があった。澄んだ水は太陽の光が無くとも星のように煌き、それを栄養とした自然もまた美しい。
 人間は魅了されたあまり、やがてそれを加工して道具や装飾品などに使い始める。それを人は宝石と呼んだ。
 そんな世界に1人、宝石となる奴隷が居た。幼い奴隷は愛を受け、運命の旅人となる。

 これは、地図の無い白紙の世界に色を付けた、旅人の記録。盲目な瞳が記す、様々な国とそこに住む人々の話。

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