婚約者の母に茶会の役目を奪われ、毒を盛ったと言われました。追放された令嬢ですが、王妃さまは私のお茶しか飲まず、甥の伯爵さまは白湯をねだります
王妃さまの茶会を四年間差配してきた子爵令嬢リュシー。ところが婚約者の母に役目を奪われ、茶会で王妃さまが倒れると、杏を確かめるのに使った祖母の銀の匙を「毒の印」と掲げられてしまう。王宮を追われ、婚約もなかったことに。けれど王妃さまは「リュシーの淹れたもの以外は飲まない」とお茶を断ち、王妃さまの甥で茶会嫌いの伯爵は、残されたタルトに封をして彼女を訪ねてくる。曇った銀の匙が明かすのは、毒ではなく誰の嘘か。茶会の差配役が名前を取り戻す、ざまぁと溺愛の物語。全七話。
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