逃避行 ー籠の鳥が見つけた青空ー
隣国との和平のため、望まぬ政略結婚から逃れた姫・天蕊。頼れるのは、幼馴染の護衛・葉知秋ただ一人。
狭く仄暗い渓谷の道を抜け、ついに視界が開けたその場所は、天空の頂でした。
遥か眼下に広がっていた世界は、今や厚い雲海に覆い尽くされ、まるで白い海原のよう。
二人はここを目指しての旅路。
そう、――逃避行。
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そう、――逃避行。
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