吸血嫌いの吸血鬼~伯爵様は血が苦手~
ボティルアーモ街の港から見えるリスタムン島に住むレムン伯爵は吸血鬼。――というウワサがあるのは、きっとレムン伯爵家の人と交流がないからだと、食堂兼総菜屋を営むシャルは考えていた。吸血鬼なんて、いるはずがない。
けれどレムン伯爵家の当主、サムタンは間違いなく吸血鬼だった。しかも彼は血が苦手で、いつも貧血気味。
愛を知った吸血鬼は血を吸わずに生きていける。――そうと知ったサムタンは愛を求めて島を抜け出したはいいものの、シャルの食堂裏で貧血を起こして倒れてしまった。
吸血嫌いの吸血鬼レムンと、そんなものは存在しないと思っているシャルの物語。
<毎日20時更新ー6月9日完結>
けれどレムン伯爵家の当主、サムタンは間違いなく吸血鬼だった。しかも彼は血が苦手で、いつも貧血気味。
愛を知った吸血鬼は血を吸わずに生きていける。――そうと知ったサムタンは愛を求めて島を抜け出したはいいものの、シャルの食堂裏で貧血を起こして倒れてしまった。
吸血嫌いの吸血鬼レムンと、そんなものは存在しないと思っているシャルの物語。
<毎日20時更新ー6月9日完結>
あなたにおすすめの小説
はっきり言ってカケラも興味はございません☆まもなく書籍化★
私の婚約者様は、王女殿下の騎士をしている。
病弱でお美しい王女殿下に常に付き従い、婚約者としての交流も、マトモにしたことがない。
まぁ、好きになさればよろしいわ。
私には関係ないことですから。
うちの婚約者、たぶん攻略対象です
七歳の誕生日に前世の記憶を取り戻したアリアナは、自分が乙女ゲームの攻略対象レイナルトの婚約者だと知る。
将来の面倒事を避けるため、彼から距離を置こうと決意するアリアナ。しかし、中庭でも図書館でも購買でも、なぜか行く先々でレイナルトと遭遇してしまう。
避けているはずなのに近づいてくる婚約者。そんな彼には、アリアナを追いかける理由があるようで――。
32歳の行き遅れ令嬢ですが、婚約破棄に1番喜んだのは私です
18年間待ち続けた婚約者から、32歳になった夜会の席で婚約破棄を告げられた侯爵令嬢オリヴィア。周囲が同情する中、彼女は笑顔で拍手した。
「おめでとうございます。わたくし、この日をずっと待っておりました」
――しかも婚約契約により、慰謝料は金貨1万8,000枚!
自由と資金を手に入れたオリヴィアは、封じられていた領地経営の才を発揮し、女性のためのブティックを開業。店は大繁盛し、ついには侯爵家の後継者へ!
一方、彼女を捨てた元婚約者は成功を知って今さら復縁を迫ってくるが――もう遅い。
オリヴィアの隣には、15年間ずっと彼女を支えてきた侍従エリオットがいた。
婚約破棄から人生大逆転! 遅咲き令嬢の痛快お仕事&溺愛ラブストーリー!
じゃない方令嬢は、じゃない方王子と結婚して幸せになりました
第2王子フィリップは、真面目で地味なフェリシアとの婚約を破棄し、華やかな妹のレティシアと結びなおそうと画策する。フェリシアを前にレティシアを褒めたたえ「お前なんか『じゃない方』なんだよ!」と貶めようとしたフィリップ。その時突然、日本の女子大生だった前世を思い出す。イケメンおバカ王子に転生した地味な理系女子大生が、『じゃない方』だったフェリシアを幸せにしようと、なんとかリカバーするお話
三回目の人生も「君を愛することはない」と言われたので、今度は私も拒否します
「君を愛することは、決してない」
結婚式を挙げたその夜、夫は私にそう告げた。
私には過去二回、別の人生を生きた記憶がある。
そうして毎回同じように言われてきた。
逃げた一回目、我慢した二回目。いずれも上手くいかなかった。
だから今回は。
「お前との婚約を破棄する!」と断罪されたのですが、大変申し上げにくいことに私は【ただの配膳係】です。
舞踏会の壇上、スポットライトを浴びて王太子から指を突きつけられた。
「悪毒な女め! お前との婚約は破棄し、国外追放とする!」
銀のトレイに載せたシャンパングラスを持ったまま、私は静かに口を開く。
「恐れ入ります、殿下。わたくし本日の夜会限定で派遣されております、日給800エルの配膳スタッフ(アルバイト)なのですが……本物の婚約者様はあちらの柱の陰でパフェを召し上がっております」
――静まり返る会場。引っ込みがつかなくなった殿下の明日はどっちだ。
妻は不要とされた~壊れた夫の瞳に映るのは~
戦地へ赴いた夫の帰りを、エレナはずっと待っていた。
ようやく帰還した夫は心を壊していた。
妻であるエレナを見ても、その瞳はどこか遠くを見つめたまま。
そんな夫が連れ帰ったのは一人の妊婦だった。
「エレナ」
夫の口から紡がれるのはただ一人、妻の名前だけ。
妊婦の名前も素性も分からないまま、時間だけが過ぎてゆく。
それでもエレナは、夫と、彼が守ろうとした命を迎え入れる。
これは、帰る場所を見失った夫が、もう一度妻のもとへ帰るまでの物語。
「不要とされた」シリーズ第五弾。
※本作は他サイトにも掲載しています。
初夜のあとに愛する人がいると言われたので祝福で身体の時間を一日戻しました
夫婦となって初めて迎えた夜、セレンティアは夫リオールから「俺には、愛する人がいる」と告げられる。
彼が初夜を済ませた理由は、三年後に白い結婚として婚姻無効を申し立てられないようにするためだった。
けれどリオールは知らなかった。セレンティアの祝福《一日回帰》が、自分自身の身体にも使えることを。
セレンティアは自分の身体の時間を一日前へ戻し、三年間、侯爵家の妻として務めを果たすことを決める。
夫に愛されるためではない。三年後、白い結婚としてこの家を出ていくために。