始まりの村と小さな竜
十六歳になると「成人の義」を迎え、職業と相棒となる存在を授かる世界。
小さな村で育った少年ユノもまた、その日を迎えた。
幼馴染たちが次々と立派な相棒を授かる中、ユノの卵だけはなかなか孵らず、周囲の笑いを集める。
ようやく生まれたのは、頼りない小さな黒いトカゲ――そして、正体不明の白いもふもふだった。
前例のない「二体」の相棒。しかもどちらも外れのように見える存在。
それでもユノは冒険者になることを選び、村を出る。
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