世界の色が失われる前に

「親友の異世界転移を阻止するために、俺は霊体となって過去へ遡ることになった」

鈴真は目の前で事故死した親友の空楽が、異世界転移していたことを知る。
しかし転移先は異形の蔓延る危険な世界だった……。
それを知った鈴真は空楽を救おうと奔走するが行き詰まり、自らも転移を試みるものの己には転移の資格がないと、死神を名乗る少女から告げられる。
そして、少女からある代案をされるのであった――

※途中から異世界がメイン舞台になります
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