風の継承者
新選組の藤堂平助とオリジナルキャラクター蒼の物語。
※この物語はフィクションです。
※現実の人物、歴史とは一切関係がありません。
※以下、ネタバレ含むあらすじ
京の片隅で薬師として静かに暮らしていた蒼は、ある夜、新選組の剣士の1人──藤堂平助と出会う。
無鉄砲で、真っ直ぐで、まるで風のように掴みどころのない男。
彼を手当てしたことをきっかけに、蒼は新選組と時代の激流に巻き込まれていく。
互いに惹かれあいながらも、平助は御陵衛士として新選組を離れ、二人は別々の道を歩む。
だが蒼が倒れ、子を宿していると知ると、平助は争乱の只中から駆け戻り、油小路の混乱を逃れて再会を果たす。
土方歳三の密かな支援を受け、二人は三重の山奥へと姿を消す。
そこで新たな命を迎え、家族として生き直す日々が始まった。
穏やかな暮らしの中で育った長男・綾人は、やがて“自分の道”を探す旅に出る。
その先で彼は、父の昔の仲間・永倉新八と巡り合い、名を伏せても消えない血と意志を悟られていく。
消えたはずの命は、別の形で確かに未来へと繋がっていた。
——これは、そんな創作物語。
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