国境検疫官は獣医さんのお仕事です!
国境検疫官をしている兄カイリと二人暮らしのクリュアには悩みがあった。それは、安定した公務員であるはずの兄が、毎日明け方に疲れ果てて泥まみれ時には血まみれで帰宅すること。幼なじみの農家の息子ソラに相談したクリュアは、ソラと二人で国境砦に忍び込み、カイリの仕事を盗み見ることにする。
そこで見たのは、家でのだらしない様子とは大違いの、検疫官として職務を全うする兄の姿。国の動物を守るため、貴族にもひるまない兄の姿だった。
「お兄ちゃんかっこいい……」「でも、泥まみれにも血まみれにもなってないよな?」「あれ、確かに」「やっぱ、何かあるのは夜か」
再び夜に忍び込んだ二人が見たのは、国境を越えて移動しようとする魔獣や竜を捕まえて検疫するカイリの姿で。そんな中、二人は特殊伝染病にかかった魔獣に襲われてしまう。タイミング良く現れたカイリに助けられるものの、カイリは傷を負って倒れて……
「感染体は処分の対象だ」
意識がないカイリへと、上官が無情に言い捨てる。
「人でなし! お兄ちゃんを殺すって言うの!?」
「……カイリ検疫官が倒れたのはお前達のせいだろう。こちらとしても迷惑だ」
自分たちのせいで倒れたカイリを、二人はなんとか救おうと奮闘する。
そこで見たのは、家でのだらしない様子とは大違いの、検疫官として職務を全うする兄の姿。国の動物を守るため、貴族にもひるまない兄の姿だった。
「お兄ちゃんかっこいい……」「でも、泥まみれにも血まみれにもなってないよな?」「あれ、確かに」「やっぱ、何かあるのは夜か」
再び夜に忍び込んだ二人が見たのは、国境を越えて移動しようとする魔獣や竜を捕まえて検疫するカイリの姿で。そんな中、二人は特殊伝染病にかかった魔獣に襲われてしまう。タイミング良く現れたカイリに助けられるものの、カイリは傷を負って倒れて……
「感染体は処分の対象だ」
意識がないカイリへと、上官が無情に言い捨てる。
「人でなし! お兄ちゃんを殺すって言うの!?」
「……カイリ検疫官が倒れたのはお前達のせいだろう。こちらとしても迷惑だ」
自分たちのせいで倒れたカイリを、二人はなんとか救おうと奮闘する。
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