オカルト研究部員の非日常な日常

 ――ぴちょん、ぴちょん。

 水滴が落ちる音がする。ぬちゃりと水よりも粘りのある液体。視線を下に落とせば、鮮血が足元を濡らしていた。

 ――息を呑む。自身の手に血はついていない。では、これは誰の血なのだろうか。いや、自分はそれを知っている――……

 これは、――の罪だ。

 ◆◆◆

 高校二年生の男子、紫苑の瞳を持つ倉橋架瑠には秘密があった。

 それはこの世ならざるモノが視えるということ。

 ゴールデンウィーク明けに季節外れの転入生、九鬼紬。

 架瑠を見たとき、信じられないものをみたとばかりに彼のことを見つめた。

 架瑠が入部しているから、という理由でオカルト研究部に入部した紬。

 架瑠と五歳の頃から付き合いのある隣の家の一つ下の女生徒、西谷茉莉。

 部長である三年生、ローサイドテールが特徴的な羽井田佑心という男子高生。

 たった四人のオカルト研究部は廃部の危機に陥っていた。

 さらに、紬が入部してから怪異に巻き込まれることが多くなり――!?

 ◆◆◆

 青春×オカルトホラー×異能の組み合わせで長編ホラー初挑戦です!

 架瑠たちが怪異にどう立ち向かっていくのか、少しでも楽しんでいただけたら幸いです♪
24h.ポイント 42pt
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