【完結】予定通り婚約破棄され追放です!~せっかく最強賢者に弟子入りしたのに復讐する前に自滅しないで!?~
レミリアは前世の記憶を持つ悪役令嬢だった。
前世で大人気だった乙女ゲーム『ラブマリ』の世界に転生してしまったマリロイド王国公爵令嬢レミリアは、卒業式での断罪を避けようとあらゆる努力を重ねるが、どういうわけか冤罪に冤罪を重ねられ、結局は断罪コース。
よりにもよってヒロインが選んだのはレミリアの婚約者、王太子アルベルト。ヒロインがこのルートを選んだということは、レミリアは国外追放だ。
「レミリア・ディーヴァ! 君との婚約は破棄させてもらう! 君の醜悪さには耐えられない!」
「この国の未来の聖女への数々の所業、とても許されるものではない! よって国外追放とする!」
案の定の展開に、これまでの努力を思うとガックリと力が抜けないわけではなかった。
そして同時にこう思った。
(もうどーでもいいわ!)
この時のためにしっかり保険は掛けていた。
「真実の愛だけで国を守れると思うなよ!!!」
そう捨て台詞を吐いて向かったのは大賢者ジークボルトのいる隣国ベルーガ帝国。
「先生! 私あの国潰します!」
「どうぞどうぞ」
いつの日か私を蔑ろにしたあいつらに一矢報いる為に、イケメン師匠とイケメン兄弟子と共に、今日も今日とて修行の日々だ。
だが、レミリアが手を下す前だというのに故郷のマリロイド王国は勝手に滅亡へ向かっていく。
「ちょっとちょっと! 私がやるまで滅びないでよ!?」
滅ぼしたいほどムカついているけれど、いざそうなると躊躇われる。それが故郷。
「もう君は自由だ。好きに生きていいんだよ?」
そんな師匠の言葉を間に受け、本気でやりたいように生きる、そんなレミリアの自由な物語。
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