婚約破棄を目指した逃亡王女、気づけば毒舌騎士を巻き込んで二人ともお尋ね者になりました
【姉に婚約者を譲って逃げただけなのに、なぜか命を狙われています】
「私、今から家出します!」
軍事国家ヴァルディアの第二王女サラ。
初恋の騎士アレスと婚約することになったが、
彼が姉ララと想い合っていると知り、身を引くことを決める。
そのまま城を飛び出したサラに巻き込まれたのは、
姉を慕う毒舌騎士キース。
「バカなんですか!? すぐ城へ戻りましょう!」
「いやよ! 絶対に帰らない!」
そこへ姉ララが暗殺者を放ってた。
「サラ、早く死んでしまいなさい」
さらに自ら殺戮魔法を仕掛けてくる。
一方で王はキースを誘拐犯と誤解し、追手を差し向けた。
「騎士の命はどうなっても構わん。サラを無傷で連れ戻せ」
逃げ場がなく、まとめて追われる羽目になる。
「キース! 今助けるわ!」
「や、やめろ! 姫の助け方は方向性が――ぐはあっ!!」
迫る暗殺者、降り注ぐ魔法。
それでも止まらない王女と、振り回される騎士。
命がけなのにどこか騒がしい、
噛み合わない二人の逃走劇が始まった。
だがこの逃走劇の果てに、
サラはある真実を知ることになる。
自分の出生に隠された
残酷な秘密を――
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