魔水晶は星の輝き

【四話完結】
卒業パーティの会場で、リリアナは突然、婚約破棄と国外追放を宣言された。

「ええー? よろしいんですの?」

リリアナは心の中で、呟く。
喜びを顔に表さないように、扇で顔の半分を隠すリリアナの目は、喜びで煌めいていた。

「もうこの国と関わらないで済むなんて最高だわ!」

そもそも、リリアナはこの国の貴族ではなかったのだ。
24h.ポイント 14pt
56
小説 30,145 位 / 212,307件 ファンタジー 4,129 位 / 49,513件

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