次期宰相様はご執心です
高校二年の時、突然異世界へ飛ばされ、あれよあれよという間に宰相の息子達の教育係兼お世話係となった少女、桐生美夜。次期宰相達がすくすくと成長し、明日は成人を迎える日。
その日が絶好の帰還日和だったこともあり、美夜はお世話になった人達に挨拶をし、元の世界へと帰ってきた。元の世界では時間は美夜が飛ばされてから一日しか経っておらず、美夜の外見もその時の年齢相応に戻っていた。
美夜は無事大学入試に合格し、順風満帆なキャンパスライフを過ごすはずだったのだ。
……世話をしていた異世界の王太子からの、常軌を逸した数のヘルプ要請の手紙を見るまでは。
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