悪役令嬢と黒猫男子
十六歳の春、ルシアンナ・カサンドラ伯爵令嬢は、限界をむかえていた。
パニック障害を抱えていることをひた隠しにして、王太子エドウィンの婚約者にふさわしいように演技する日々が、つらくてしかたがない。
しかも、幼少期に事故にあったことで、少女小説「デイジア王国 春姫と太陽の王子」の世界に、悪役令嬢として転生したと知ったせいで、身の破滅を恐れてもいた。
ひょんなことから、宰相の放蕩息子、ラドヴィック・アーヘンに事情がばれる。
しかしラドヴィックは、ルシアンナの境遇を不憫がりながらも面白がり、ルシアンナの望み「穏便な婚約破棄」を一緒にがんばってくれることに。
はたして、小説の主人公メアリ・スプリングと王太子をくっつけることに成功した二人だが、最後の難関、ルシアンナの母という毒親がたちふさがる。
おじけづくルシアンナを励ますラドヴィックと過ごすうち、ルシアンナはラドヴィックに恋心を抱いている自分に気づき……。
※2020.10/22~ 最初あたりの改稿とあわせて、ページタイトル付けてる途中です。のんびりやってるのでばらばらですけど、気にしないでね。
・なろうサイトでも公開しています。
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