かぐわしいかな、黄泉路の薫香 ~どうにか仕事に慣れたけど どうかしてると思います!
「くさいよね」「自分で気がつかないの?」そんな同僚たちの囁き声が聞こえる――百合は原因不明の悪臭に悩まされていた。
社内で肩身が狭くなっていた矢先、早退した百合が足の向くまま歩いた先は神社。
百合はそこでひとりの男と出会った。
異様に整った顔立ちの彼は、百合や勤め先の上司のことを知っているようで――。
彼と出会ってから百合の周囲が変化していく。
怪異が回収され、化けもの屋敷に足を踏み入れる。
――道の影や裏で異界と交じり合った、とある町でのお話。
エブリスタさまでも公開しております。
●イラストはみさわりょうさま、素敵なイラストありがとうございます!
●ロゴの素材はILLUST BOX K-factoryさま、和柄の背景素材さまにてお借りしました。ありがとうございました。
社内で肩身が狭くなっていた矢先、早退した百合が足の向くまま歩いた先は神社。
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1 鼻つまみ うつむく先に 拾う神
2 お引っ越し 今度の上司とあやしい背中
3 あらあやし どこを向いても化けもの屋敷
4 息抜いて つまんだ駄菓子が呼ぶ懸念
5 ほろ酔いゆらゆら 牛車に揺られて冥府いき
6 枯れ屋敷 主たる名医が求めるものを
終
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******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
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