穢れを知らない魔女は穢れた神父に恋をする。

※神父×平凡前提、モブレ有。苦手なかたは御注意ください。


 “魔女”と言われる僕は、町の慰めものとして日々を生きていた。それが魔女狩りの刑罰として、僕に与えられたものだった。

 ある日、新しく赴任してきた神父ザフィアスは、僕を“魔女”扱いすることはなかった。ザフィアスは僕の家を訪れ、僕をからかっては帰っていく。
 優しいのか、優しくないのか。
 触れてくる手つきが、町のあいつらと違って暖かくて甘いから、僕はザフィアスを信じて、好きになりそうになる。

 いや、神父は皆に優しいもんだろ。
 僕は魔女と呼ばれて、慰み者にされて、釣り合うわけがない。

 なのに、なんで、どうしてこうも、お前を好きになってしまうんだろう――
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