あなたにおすすめの小説

キレた公爵令嬢は断罪を望みました 表紙

キレた公爵令嬢は断罪を望みました

十年以上にわたり王太子ガトーの教育と政務を支えてきた公爵令嬢エルヴィラ。しかし、ガトーは男爵令嬢を側室に迎え、エルヴィラには婚姻後も政務を担うよう要求する。彼の身勝手さに見切りをつけたエルヴィラは、テーブルを蹴り飛ばして自ら地下牢へ……、 よくある屑王子ものです。
恋愛 完結 ショートショート
文字数 11,591
【完結】婚約者が聖女を愛していると勘違いして家出したら、仮面の騎士(中身は夫)にめちゃくちゃ溺愛されました 表紙

【完結】婚約者が聖女を愛していると勘違いして家出したら、仮面の騎士(中身は夫)にめちゃくちゃ溺愛されました

政略結婚で「氷の公爵」アレクシスに嫁いだ貧乏伯爵令嬢のリリアーナ。夫が美しい聖女と密会しているのを目撃してしまった彼女は、「私は愛されない『お飾り妻』だわ」とスッパリ諦め、自分の人生をエンジョイしようと決意する。 気晴らしにお忍びで出かけた王都の街で、リリアーナはピンチのところを謎の「仮面の騎士」に救われる。クールで不器用な騎士様をすっかり「推し」として崇め、心ときめかせるリリアーナ。 しかしそれ以来、お屋敷の旦那様がなぜか急に不機嫌になり、謎のプレゼント攻撃や過保護すぎるアプローチを仕掛けてくるようになって……!? 愛を諦めたポジティブ奥様と、急に様子がおかしくなった冷徹公爵様が織りなす、壮大なすれ違いラブコメディ!
恋愛 完結 短編
文字数 24,279
娘は銅貨一枚でした 表紙

娘は銅貨一枚でした

「ヴァレイユ男爵。王命に背いた理由を申し開け」  男爵エルンストの娘レティシアには、58歳の公爵のもとへ嫁げという王命が下っていた。  婚礼の日、娘は現れない。  審問の間に引き出された男爵は、詫びるでも言い訳するでもなく、静かに告げる。 「娘は、秤にかけて渡しました。代金は銅貨一枚にございます」  実の娘を銭と引き換えに手放した父親。人買いは縛り首、そういう国の法廷に、男は独りで立っている。  誰もが男爵の破滅を疑わないなか、老法務官だけが、埃をかぶった建国法典へ手を伸ばした。  娘を手放した父と、300年誰も使わなかった古い法の話。
ファンタジー 完結 ショートショート
文字数 12,504
「泣いて縋られても困る」と婚約破棄されたので、仕返しに犬猿の公爵へ求婚したら、恋人役のはずが本気で妬かれました 表紙

「泣いて縋られても困る」と婚約破棄されたので、仕返しに犬猿の公爵へ求婚したら、恋人役のはずが本気で妬かれました

「君が僕を好きなのは分かっている。でも、泣いて縋られても困る」 別の女性を隣に立たせ、夜会で婚約破棄を告げたフェルナン。 彼は伯爵令嬢レオニーが傷つくことより、自分を追って騒ぎを起こすことを心配していた。 泣くとしても、あなたの前だけはご免だ。 踵を返したレオニーの前にいたのは、顔を合わせれば言い合いになるベルクール公爵だった。 「私と結婚していただけませんか」 思わず口にした求婚を、公爵は笑って受け入れる。 そのまま手を取られ、元婚約者の目の前で踊ることに。 二人きりになって明かした、仕返しのための求婚。 公爵はそれも承知で、三週間後の大夜会まで婚約者を演じると約束した。 手を取るのも、顔を近づけるのも、彼は少しもためらわない。 言い返しても笑って返してくる彼といると、レオニーも言葉を飲まずに笑えた。 ところが、元婚約者を妬かせるために口づけを頼んだ時、公爵は初めて拒む。 恋人のふりなら、あんなに上手だったのに。 どうして、その口づけだけは駄目なのか。 もう一度会いたいと思う理由が、いつの間にか仕返しではなくなっていく。 犬猿の二人が偽の婚約から始める、全6話の恋愛短編。ハッピーエンド。
恋愛 完結 短編
文字数 11,744
旦那と娘を置いて離縁することにしました。 表紙

旦那と娘を置いて離縁することにしました。

愛した娘は夫と愛人の子供でした〜すべてを奪われていた身代わり妻は、今夜限りで家を出ていきます。いまさら『戻ってきてくれ』と泣きついても、もう顔も見たくありません。 おしまい
恋愛 完結 短編 R15
文字数 75,769
【完結】妹に婚約者を譲れと言われたので、ついでに伯爵家の借金をお父様にお返ししました。 表紙

【完結】妹に婚約者を譲れと言われたので、ついでに伯爵家の借金をお父様にお返ししました。

亡き母の商会を継ぎ、伯爵家を支えてきたエレナ。 ところが妹に婚約者を奪われ、父からは身を引くよう命じられる。 「承知いたしました。では、貸付金のご返済もお願いいたします」 娘を追い出しても、お金は残るとお思いでしたの? 契約書を手に家族へ別れを告げた令嬢が、仕事も恋も自分で選ぶ、短編ざまあストーリー。
恋愛 完結 ショートショート
文字数 6,071
聖女召喚の失敗で城が潰れた 表紙

聖女召喚の失敗で城が潰れた

原因不明の難病に手を焼いたミストリア王国の国王は、異世界から癒しの力をもった聖女の召喚を決意した。 より強力な聖女を召喚しようと本来の儀式に必要な魔力の十倍を使って。 すると上空に、聖女がいるとおぼしき施設が召喚され、城めがけて降ってきた。 ご都合主義で、不思議な力を働かせました。 作中で語られる通り、それがないと大惨事になるので。
ファンタジー 完結 ショートショート
文字数 2,898
妹の進学祝いに、両親は私が四年間貯めたお金を使いました。 表紙

妹の進学祝いに、両親は私が四年間貯めたお金を使いました。

 大学の卒業式の日、私はとびきり印象に残る「卒業祝い」を受け取った。  スマートフォンに銀行からの通知が届いたのは、式を終えて着替えた直後だった。四年間、アルバイトと奨学金、それに研究室の補助業務でもらった謝金を少しずつ貯めてきた口座から、百五十万円が消えている。  送金したのは、母だった。  その口座は高校生の頃に作ったものだった。当時は母がキャッシュカードや認証の設定を管理していて、大学に入ってからはほとんど私自身が使っていたものの、昔の設定をきちんと変えないままにしていた。  二十二歳になった今、そのことをこんな形で後悔するとは思わなかった。 「美月は第一志望の国立には届かなかったけど、星華大には受かったんだから。受験で一年頑張ったんだし、進学祝いくらいしてあげたいでしょう?」  母は悪びれもしなかった。 「お金はお母さんが借りたことにして。星奈はお姉ちゃんなんだから、こんなときくらい水を差さないでよ」  百五十万円。  深夜のコンビニ、週末の家庭教師、奨学金、研究室の補助業務。四年間かけて貯めたお金だった。  大学院へ進んでからの生活費も、引っ越し代も、入学準備に必要なお金も入っている。  何より、いざというときに自分で逃げられるように用意していたお金だった。  兄の陽介は、私の肩を軽く叩いて笑った。 「星奈は昔からしっかりしてるし、今回は美月に譲ってやれば? 俺もまだ入社したばっかで余裕ないけど、落ち着いたら卒業祝いするからさ」  幼なじみの相沢智也まで、母たちの側についた。 「叔父さんたち、旅行ももう予約してるんだろ? お金のことは帰ってから話せばいいじゃん。せっかくの卒業式なのに、そんな顔して終わるのもったいないよ」  私は、楽しそうに荷物を持って出ていく家族を黙って見送った。  誰も知らない。  私はもう、彼らが帰ってくるのを待つつもりなどなかった。  四年間付き合ってきた恋人、久我蒼士が桐葉市役所の近くで待っている。  婚姻届も、とっくに二人で書き終えていた。  昨日までの私は、大学院が始まって生活が落ち着いてから家を出ようと思っていた。  けれど、もう十分だった。  今日からは、自分の人生を生きる。  藤原家へ戻ることも、もうない。
現代文学 完結 短編
文字数 14,583