失格王子セツラの放浪
大陸の辺境にあるトライド王国。
太古の呪いと毒素が大地と水を汚し、死霊と変異した異形の魔物達が跋扈する地獄の如き国。
この世の地獄とも言われるトライド王国第二王子セツラは十六歳になったと同時に行われる、”裁定の儀式”であろうことか不合格となり、王族として失格の烙印を押されてしまう。
わずか一夜にして王族としての籍を失い、王宮からも追放されたセツラ。
彼には一つの考えがあった。王族として出来損ないの、失格者である自分がもし王国を蝕む呪いを、毒を消し去り救うことが出来たなら、それはどんなに愉快で痛快なことだろうと!
復讐というには優しく、報復というには温かな覚悟と共に、セツラはトライド王国の外へと可能性を求めて旅立った。
太古の呪いと毒素が大地と水を汚し、死霊と変異した異形の魔物達が跋扈する地獄の如き国。
この世の地獄とも言われるトライド王国第二王子セツラは十六歳になったと同時に行われる、”裁定の儀式”であろうことか不合格となり、王族として失格の烙印を押されてしまう。
わずか一夜にして王族としての籍を失い、王宮からも追放されたセツラ。
彼には一つの考えがあった。王族として出来損ないの、失格者である自分がもし王国を蝕む呪いを、毒を消し去り救うことが出来たなら、それはどんなに愉快で痛快なことだろうと!
復讐というには優しく、報復というには温かな覚悟と共に、セツラはトライド王国の外へと可能性を求めて旅立った。
あなたにおすすめの小説
真の皇帝は俺です ~面倒だから幼なじみに帝位を任せていたら、婚約者に捨てられました。正体を明かしたら全員後悔してももう遅い~
皇帝の仕事が面倒だったレインは、信頼する幼なじみアレクシスに表向きの皇帝を任せ、自身は陰から帝国を支えていた。
だがある日、婚約者エミリアは「権力も将来性もない」と彼を見限り婚約破棄を宣言する。
しかし彼女は知らなかった。
帝国を動かしていた真の支配者が誰なのかを。
これは全てを持ちながら隠していた男と、見るべきものを見失った者たちの後悔の物語。
セクスカリバーをヌキました!
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
少し冷めた村人少年の冒険記
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
【老化返却】聖女の若さは俺の寿命だった〜回復魔法の代償を肩代わりしていた俺を追放した報いだ。回復のたびに毛が抜け、骨がスカスカになるが良い〜
「寿命を削って回復してやってたのに……感謝すらしないんだな」
聖女パーティの荷物持ち兼回復術師だった俺は、ある日突然パーティを追放された。
理由は「回復魔法のコストが寿命で、もうすぐ死ぬ無能はいらない」という勝手な思い込み。
だが、彼らは知らなかった。
俺の正体が、この世界の生命を司る世界樹の根源そのものだったことを。
俺の寿命は無限であり、俺がパーティにいたからこそ、彼らは「若さ」と「健康」を維持できていたのだ。
「俺がいなくなったら、誰が君たちの老化を止めるの?」
俺がいなくなった途端、聖女たちの身体に異変が起きる。
回復魔法を唱えるたびに、自慢の金髪はバサバサと抜け落ち、肌は土色に。
若さに溺れていた彼女たちは、骨がスカスカになり、杖なしでは歩けない老婆のような姿へと変わり果てていく。
一方、解放された俺は隣国の美少女皇女に拾われ、世界樹の力で枯れた大地を森に変える「現人神」として崇められていた。
「今さら戻ってきて? ……悪いけど、そのハゲ散らかした老婆、誰だっけ?」
すべてを失ってから「俺」の価値に気づいても、もう遅い。
これは、恩を仇で返した連中が、自らの美容と健康を代償に破滅していく物語。
その婚約破棄、根拠が三箇所おかしゅうございます
前世は苦情処理課。つじつまの合わない話を聞くと、頭が勝手に穴を探してしまう。
そのせいでロゼリアは、王太子の断罪を反射的に論破してしまった。200人の前で、三点も。
断罪されていた令嬢は、意中の人の妹。彼女が廃されれば、ロゼリアの縁談も消える。だから守るしかない。
問題は、論破するたびに王太子が目を輝かせることだった。
「これほど聡明な令嬢に会ったことがない!」
――やめて。こちらを見ないで。
天候を操る聖女は今日も引きこもる
「ユイちゃん。貴女は将来、天候を操る聖女になるよ」
予言をする聖女に未来を教えられた村娘のユイ。
故郷の村が干ばつで苦しむ中、今こそ力が欲しいと祈った。
そして彼女にタカオカミズホという名の、異世界で死んだ女性の記憶と魂が宿る。
ミズホは雨女で、その体質を継承したユイは故郷をはじめ干ばつで苦しむ人々を救う聖女となった。
ただし彼女が外に出ると常に雨が止まないため、拠点となる神殿に普段は引きこもっていた。
そんな彼女の力を戦争に利用しようとする帝国の皇子が現れ……。
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
ログインすると感想の投稿ができます。