三位一体

 ミステリ作家の重城三昧(おもしろざんまい)は、重石(おもいし)、城間(しろま)、三界(みかい)の男3名で結成されたグループだ。
そのうち執筆を担当する城間は沖縄県の離島で生活しており、久々にその離島で他の2人と会う事になっていた。
 が、東京での用事を済ませて離島に戻ると先に来ていた重石が殺されていた。
 その後から三界が来て、小心者の城間の代わりに1人で死体を確認しに行った。
 防犯上の理由で島の周囲はビデオカメラで撮影していたが、重石が来てから城間が来るまで誰も来てないので、城間が疑われて沖縄県警に逮捕される。
 しかし城間と重石は大の親友で、城間に重石を殺す動機がない。
 都道府県の管轄を超えて捜査する日本版FBIの全国警察の日置(ひおき)警部補は、沖縄県警に代わって再捜査を開始する。
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