悪役令嬢人形譚〜傷物人形は笑わない、たぶん〜
「傷物の伯爵令嬢」に「暴落した予言の人形」。
余りもの同士、ここから仕立て直して見せましょう!
父親の無策で家計は火の車、さらに「傷物」の烙印まで押されてしまった伯爵令嬢のエレオノーラ。
絶望的な状況の中で彼女が頼りにしたのは、かつて大金で買われ価値が暴落した怪しい「予言の人形」と、前世から培った「針仕事と帳簿付けの腕」だけ。
実家を支え、自立して生きるために開いたのは、身寄りや行き場をなくした女性たちの技術を集める小さな手芸店。
捨てられるはずだった端切れに命を吹き込み、人形の服を仕立て、着実に利益を積み上げていくエレオノーラだったが、やがてその店は街全体を巻き込む大きな波乱と再生の物語へと広がっていき——?
打算的な相棒の青年商人・ユリウスとともに歩む、伯爵令嬢のたくましすぎる起業&逆転劇!
(※ちなみに手元の人形は、時々笑っているように見えます。……たぶん)
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