リモート探偵 笹本翔
警察を辞め「報奨金稼ぎ(トラッカー)」へと身をやつした元刑事と、部屋から一歩も出られない「引きこもりの天才プロファイラー」。
社会の死角に消えた失踪者を追う、ノンストップ・バディサスペンス開幕。
《作品説明》
かつて警視庁捜査一課で数々の難事件を解決してきた竹内優斗は、警察組織を去り「竹内探偵事務所」を設立した。
しかし、浮気調査や素行調査はあくまで表向きの顔。その実態は、ダークウェブや裏サイトで高額な報奨金(バウンティ)が懸けられた失踪者を探し出す「トラッカー(追跡者)」である。
優斗の相棒は、かつて捜査中の凄惨な事件により広場恐怖症(アゴラフォビア)を患い、警察を引退した元エースプロファイラー・笹本翔。
部屋から一歩も出られない翔は、非合法すれすれのハッキングやデータ解析を行う「安楽椅子探偵(オーバーウォッチ)」として、現場を走る優斗をリモートで完全にナビゲートする。
優斗が駆使するのは、刑事時代に培った圧倒的な「現場の鑑識眼」と、裏社会のパイプを使った「泥臭い足の捜査」。
デジタル空間の痕跡を完全に支配する翔の頭脳と、優斗のアナログな直感が交差するとき、警察の捜査網すら見落とす「社会の死角(ブラインド・スポット)」が浮かび上がる。
しかし、彼らの行く手を阻むのは、因縁の元同僚である警視庁捜査一課の刑事たち。
「カネ目当てのハイエナ」と蔑まれ、公務執行妨害スレスレの妨害を受けながらも、優斗と翔は警察の目を盗み、危険な失踪者たちの裏に隠された「真実」へと迫っていく。
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