私を好きだといった婚約者候補が、いつの間にか姉と恋仲になっていた
シャルディネ伯爵家の次女・ルエナは、十五歳でデビュタントを迎え、その年の「ファルセイラの薔薇」に選ばれる。
姉のシエンナは家を取り仕切る強い女性で、社交界の価値観に反発し、ルエナを過保護に守っていた。
ルエナは姉を楽にしたいという思いから、女好きの噂があるゲイル・ディーセル公爵との結婚を望む。
姉に反対されながらもゲイルとの関係を育むルエナだが、結婚を間近に控えた夜会で、シエンナとゲイルが二人きりでいるのを見てしまい──。
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