【ホラー掌編】『髪』
――一本、結ぶたび、何かが壊れていった。
帰宅すると、妻が電気もつけずに仕事部屋にいた。
何をしていたのか尋ねても、妻は答えない。
それ以来、夫が遅く帰る夜には決まって妻の姿があるようになった。
不審に思いながらも、夫はその理由を探ろうとする。
しかし、その先に待っていたのは、想像もしなかった出来事だった――。
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