両腕を失った英雄に「死ぬための剣をくれ」と頼まれましたが、私は生きるための手を鍛えます
辺境で工房を営む鍛冶師ミレーネのもとへ、両腕を失った戦争英雄レオルが現れた。
望みは「死ぬための剣」。
けれどミレーネは、その依頼を断る。
彼女が代わりに作ったのは、自分で食べ、扉を開け、働くための道具だった。
代金は施しにせず、仕事で返す契約に。
英雄ではなく一人の働き手として工房に残ったレオルと、誰にも頼れず工房を抱えてきたミレーネは、少しずつ対等な居場所と恋を育てていく。
しかし国家は、レオルの身体を再び戦場へ戻し、ミレーネの技術を所有しようとする。
剣を鍛えない女職人と、昔の英雄ではない男が、仲間と記録と“戦わない道具”で、自分たちの明日を取り戻す物語。
※シリアスあり/恋愛は一途/ハッピーエンド/全60話完結
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