RAID CORE

 異形の存在《龍》──それは、他者に憑き、狂わせ、そして破壊する。

 “龍”を宿す少女・紫苑レイラは、人知れず異形と戦いながら日常にしがみつくように生きていた。

「普通の生活がしたいだけなのに、どうして私は龍に憑かれてしまったんだろう」

 そんなレイラの前に現れたのは、強制的に龍を封じ込められた青年・紅崎リル。
 異常な自己再生能力と戦闘能力を誇るリルもまた、運命を狂わされた者だった。
 皮肉屋で無愛想、けれど同じ痛みを抱えるその姿に、レイラの心は次第に揺れていく。

 龍化、因子暴走、精神汚染──戦う度に体が壊れ、心が削れていく。

 それでも立ち向かう。

 人間であり続けるために。

 これは、憎むべき“龍”と戦いながら、それでも人としての在り方を求める、少しだけ痛くて少しだけあたたかい物語。


※現在、過去に公開したお話を更に読みやすくなるよう加筆修正しています。
2026年2月20日現在 第28話まで改稿済
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