「私を奪い合え」と王太子殿下はお望みですが、婚約者様と仲良くなったので2人でお断りします
王立国土局の研修生を目指す男爵令嬢クラリスは、王太子ヴィクトールから突然「恋人のふりをしろ」と命じられる。
目的は、冷たい婚約者アナスタシアを嫉妬させること。断れば、国土局の名誉責任者という立場を利用して採用を妨げると脅され、仕方なく偽りの恋人役を引き受けることになる。
ところが、悪女と噂されるアナスタシアは、困っていたクラリスを助けてくれたうえ、実は誰より誠実な令嬢だった。話し合った二人は、王太子が互いに正反対の嘘を吹き込み、自分を奪い合わせようとしていたことを知る。
「なら、ご期待どおり争って差し上げましょう」
敵同士になるはずだった令嬢二人が親友となり、自分の人生と恋を選び直す、友情&ダブルロマンス!
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