追放殿下は定住し、無自覚無双し始めました! 〜街暮らし冒険者の恩恵(ギフト)には、色んな使い方があってワクテカ〜
父王に裏切られて国を見限った元王太子の俺・アルドは、元の身分を隠したまま隣国へと脱出・移住を無事に果たした。
その後、約2か月弱。今の国でも暮らしにも慣れ、今は元気いっぱいなキツネ耳モフッ子少女・クイナと忙しくも楽しい日々を送っている。
しかし新生活には、小さなトラブルもつきもので。
「アアアッ、アルドォーッ! クイナたち、オーク肉さんにグルッて囲まれちゃってるのぉーっ!!」
ある日、昼寝から覚めてみれば、至近距離で俺達を取り囲んでいるオーク達の群れと目が合った。これには流石にビックリしたが、すっかり涙目パニックなクイナを見てすぐに正気を取り戻し、頭をポンと撫でて言う。
――大丈夫。
俺ちょっと行ってくる、と。
基本的には、俺が昔王太子の地位が邪魔をして『やりたくてもできなかった事』にチャレンジしていくほのぼの暮らし。
2人一緒なら何でも楽しい!
……んだけど、クイナがピンチになった時、俺の隠された恩恵(スキル)『破壊者』がついに火を噴くかもしれない!
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