【R-18】氷の令嬢は嬌声を我慢できない
リュシエンヌは誰にも靡かず、にこりとも笑わないことからいつしか氷の令嬢と揶揄混じりに呼ばれるようになった。婚姻前の娘は身持ちを固くするべきだという母の教えもあり、宮廷の人々に微笑んで媚びず振る舞っていた。そんなある日、南国の訛りがある言葉を話す青年を、貴公子たちが嘲笑するのを目にする。リュシエンヌはそんな彼に手を差し伸べる。
それからしばらくしてリュシエンヌに縁談が持ち込まれる。身持ちの固さゆえに初夜におびえていたがそれは驚くほど気持ちよくて……
(R-18 1話完結の短編です)
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