嘘を一つ、吐きましょう。
婚約が、決まってしまいました。
嫌だと、どんなに泣いて縋っても、覆らない。それが運命だというならば――――
覚悟を決めることに致します。
嘘を一つ、吐きましょう。
身を守る為の嘘。
周囲を欺く為の嘘を一つ。
そして、擬態をするのです。
王子様。わたくしの、婚約者となる王子様。
「貴方は、大切な方です」
と、微笑みながらそれだけを言って、余計な口は一切噤むことに致します。
そう、全てが終わるまでは――――
あとは・・・白い結婚による離縁の申請が通るのを待つだけ、ですわね。
それメリバじゃねぇよっ!? どんな修羅場! 地獄の結婚生活だよっ!? の、割りを食った後の話。
嫌だと、どんなに泣いて縋っても、覆らない。それが運命だというならば――――
覚悟を決めることに致します。
嘘を一つ、吐きましょう。
身を守る為の嘘。
周囲を欺く為の嘘を一つ。
そして、擬態をするのです。
王子様。わたくしの、婚約者となる王子様。
「貴方は、大切な方です」
と、微笑みながらそれだけを言って、余計な口は一切噤むことに致します。
そう、全てが終わるまでは――――
あとは・・・白い結婚による離縁の申請が通るのを待つだけ、ですわね。
それメリバじゃねぇよっ!? どんな修羅場! 地獄の結婚生活だよっ!? の、割りを食った後の話。
あなたにおすすめの小説
嗚呼、真実の愛に祝福あれ
リディアの婚約者は病弱な義妹を放っておけないと約束をキャンセルしっぱなし。うんざりしたリディアは母に連れられて楽しみにしていた劇を観に行き騎士を演じるアーサーと知り合う。
父から条件付きで婚約者との婚約解消の許可をもらったリディアはせっせと劇を観にいってアーサーと仲良くなる。
しかし、婚約者が義妹を連れて観劇に押しかけて来たことをきっかけに非常識な2人の暴走に巻き込まれ、アーサーを巻きこんだ喜劇(?)の幕が上がる――。
推し活していたら恋が叶って脳みそ花畑婚約者たちもさっくり撃退した、ゆるふわ恋愛劇。
【完結】結婚式前~婚約者の王太子に「最愛の女が別にいるので、お前を愛することはない」と言われました~
挙式が迫るなか婚約者の王太子に「結婚しても俺の最愛の女は別にいる。お前を愛することはない」とはっきり言い切られた公爵令嬢アデル。しかしどんなに婚約者としてないがしろにされても女性としての誇りを傷つけられても彼女は平気だった。なぜなら大切な「心の拠り所」があるから……。しかし、王立学園の卒業ダンスパーティーの夜、アデルはかつてない、世にも酷い仕打ちを受けるのだった―― ※神視点。■なろうにも別タイトルで重複投稿←【ジャンル日間4位】。
終わりにします
「終わりにします」
その言葉とともに、侯爵令嬢シルヴィアは毒を飲んだ。
婚約者は妹を選び、父は妹だけを信じた。
誰にも必要とされなかった人生を終えたはずなのに、目を覚ますと三か月前へと時間は巻き戻っていた。
もう、誰かに愛されるためだけに生きるのはやめよう。
そう決めた彼女は、静かに運命を書き換えていく。
これは、一度死んだ少女が、自分自身の人生を取り戻すための物語。
【完結】あなたの『番』は埋葬されました。
道を歩いていたら、いきなり見知らぬ男にぐいっと強く腕を掴まれました。
「ああ、漸く見付けた。愛しい俺の番」
なにやら、どこぞの物語のようなことをのたまっています。正気で言っているのでしょうか?
「はあ? 勘違いではありませんか? 気のせいとか」
そうでなければ――――
「違うっ!? 俺が番を間違うワケがない! 君から漂って来るいい匂いがその証拠だっ!」
男は、わたしの言葉を強く否定します。
「匂い、ですか……それこそ、勘違いでは? ほら、誰かからの移り香という可能性もあります」
否定はしたのですが、男はわたしのことを『番』だと言って聞きません。
「番という素晴らしい存在を感知できない憐れな種族。しかし、俺の番となったからには、そのような憐れさとは無縁だ。これから、たっぷり愛し合おう」
「お断りします」
この男の愛など、わたしは必要としていません。
そう断っても、彼は聞いてくれません。
だから――――実験を、してみることにしました。
一月後。もう一度彼と会うと、彼はわたしのことを『番』だとは認識していないようでした。
「貴様っ、俺の番であることを偽っていたのかっ!?」
そう怒声を上げる彼へ、わたしは告げました。
「あなたの『番』は埋葬されました」、と。
設定はふわっと。
【完結】お城で愛玩動物を飼う方法~わたくしの小鳥さん達~
わたくしには、飼っている小鳥がおります。
綺麗な声で歌う小鳥さんと、綺麗な音を奏でる小鳥さん。
わたくしの我儘で・・・檻の中へと閉じ籠こめてしまった小鳥さん達。
わたくしへ安らぎを教えてくれた小鳥さん。
わたくしは大丈夫よ、大丈夫だから。
後で、ちゃんと……この手を、放すから――――
お城へ、殿下へ嫁ぐその前には――――
一人になっても、平気なように頑張るから。
だからどうか――――それまでは、待っていて? わたくしの、・・・小鳥さん達。
と、思っていたのに、王子に婚約解消を切り出されたので、これ幸いと忠告だけして小鳥さん達と出奔するお話。
令嬢がした忠告は、『お城で愛玩動物を飼う方法』にて。
メリバ風味→ハピエン風味に。
設定はふわっと。『お城で愛玩動物を飼う方法』を読んでなくても大丈夫です。
「真実の愛は何よりも優先される」と婚約破棄した王子、「ですよね!」と言われる。
誕生祝賀会で第一王子から突きつけられた、理不尽な婚約破棄。
王子は胸を張って言った。「真実の愛は何よりも優先される!」と。
だが、公爵令嬢も、その父である宰相も、そして偶然(?)その場に居合わせた隣国の第二王子も、全員が内心でガッツポーズを決めていた。
「あの王子なら、必ず考えなしな計画を実行する。それに関しては信頼していた」
愚行を完璧に計算に入れて動いていた公爵家による、おそろしくスピーディーな王権強奪(セルフ自滅)の記録。
※全4話+番外編1話のサクッと読める短編です。凄惨な不幸描写はありません。後味爽快な論破劇をお楽しみください。
※2026/07/28 関連作品に接続するために若干修整した「スピンオフルート」を追加しました。
ーーーーーーーーーー
【「ですよね!シリーズ」について】
本作は「ですよね!シリーズ」の第1作目です。
◆ シリーズラインナップ
・1作目:『真実の愛は何よりも優先される』と婚約破棄した王子、「ですよね!」と言われる。(※本作)
・2作目:『お姉様、そのネックレス素敵ね』と微笑んだ義妹は、何も欲しがっていない件について
・3作目:追放されない重戦士は、商人になりたかっただけなのに
・4作目:婚約破棄で返り討ちにされた元王子、「真実の愛」で世界を救う?
「彼女をどのような立場に置かれるつもりですか」と聞かれたら…
王立学園で王太子ランベルトは真実の愛に出会った。よく恋愛小説にある話だ。しかし、ランベルトには婚約者がいる。そのディートリンデは冷静に状況を見ていた。真実の愛の相手ピーアに警告することもなく、ランベルトに諫言もしない。だが、ディートリンデは将来の王太子妃としてランベルトに問いかけた。「彼女をどのような立場に置かれるおつもりですか」と。
その結果、小説のような断罪劇や反撃もなく、静かにランベルトは表舞台から去ることになる。
「小説家になろう」・「アルファポリス」に重複投稿、自サイトにも掲載。
純粋な疑問なのですが、あなたは一生虐げられたいのでしょうか?
わたくし、どこぞの異世界に転生してしまったようです。
中世というよりは、近世。そして、近世よりも倫理観の進んだ都合のいい世界。所謂、乙女ゲームだとかナーロッパと称されるような異世界なのだと思います。
まあ、だからなんだという感じなのですが。
一応、幼少期からどこぞの異世界に転生してんなー? とは、思っていた。
でも、それがどこの異世界だなんて知らなかった。
だが、今日。貴族学園中等部へ一年生が入学して来て、確信へ変わった。
それというのも……
「だから、平民ヒロインのあたしが攻略対象の王子様達と結ばれるには悪役令嬢にイジメられないといけないの! あなたが、あたしに一切興味無い的な態度だと、王子様達もあたしに興味持ってくれないじゃない! 嫉妬心剥き出しの、イヤミったらしい態度であたしにネチネチと嫌がらせしてよ!」
と、自称平民ヒロインという生徒に絡まれた。
ちなみに、わたし……わたくしは、二年生だ。しかも割と高位貴族ぞ? 先輩に対する態度とか以前の問題だ。そして、
「ストーリー通りに行動しないということは、さてはアンタ転生者ね! 悪役令嬢のクセにヒロインを差し置いて逆ハー狙いとはいい度胸ね!」
とか、頭おかしい奴に絡まれて、滔々とこの乙女ゲームの世界を語られている感じだ。
「あの、これは疑問なのですけど」
「なによ?」
「あなたって、被虐趣味でもありますの?」
設定はふわっと。