遠くの彼女からのバレンタイン~引っ越してからも続く幼馴染のバレンタインプレゼント~

 意地悪でわがままなゆかりのヤツが引っ越した。
 バレンタインのチョコを置き土産に・・・
 なんでも自分で決めて僕を従わせてきた大キライなあいつ。
 中学二年で、やっとおさらば・・・
 電話番号もメルアドも変更!ゆかりの連絡なんて受け付けません。
 そうしたら、僕の近況をしつこく尋ねる手紙が毎週、届くようになった。
 返事なんか書きません。
 そして、アイツが引っ越して最初のバレンタイン。
 宅急便で送られて来た・・・赤い包装紙に包まれた大きな箱・・・
 でも箱の中には、一通の封書が・・・
 別れた後も延々続くバレンタイン。
 やっぱり人を恋するってすばらしいんだ!そんな小説をめざしてみました。
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