ぼんぼり執事かなめの受難――超一流執事、3歳児のお餅ボディ(物理)に完全敗北する――
大和帝国(やまとていこく)の華族・東雲(しののめ)家の『長女しの』に転生した『かなめ』。
前世は主のために全てを捧げた超一流の執事(プロフェッショナル)だった彼だが、目覚めた現世の肉体は、重力に勝てない『ぷよんぷよん』のまんまるな幼女(しの)だった!
巨大なぼんぼり髪飾りの遠心力に振り回され、優雅な執事の礼をしようとしては物理法則(慣性)で遥か彼方へと吹き飛んでいく我が身。
それでも、かなめは折れそうな首の皮一枚で、必死に気高き執事の魂を守り抜こうと奮闘する。
「――ちののめけ、ちっとうひつじ、ちののめちのでちゅ!(東雲家、筆頭執事、東雲要(しの)です)」
本人は至って大真面目に家令の心得を語っているのに、悲しいかな、幼児の滑舌のせいで周囲には最上級の癒やし幼児語にしか聞こえない……!
誇り高き完璧主義の執事魂(脳内)と、抗えない最強お餅ボディ(現実)。
そんな、ゆるキャラの皮を被った超一流執事『かなめ』が、己の肉体と母君の包容力(地獄)に翻弄されながらも、ゆるーくぼちぼち世界を巡業していく奮闘劇をお届けします!
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