呪われた王女は夫を殺さなければ死んでしまう
「俺はあなたに指一本たりとも触れませんし、あなたがこの国でどう振舞おうと目を瞑るつもりです」
結婚初夜、夫となった男エヴァレットにそう告げられたソフィアは酷く怯えた。
出会ったばかりの男に触れられることが怖かったのではない。
ソフィアの頭にあったのは、母親によってかけられた「一年以内に夫を殺さなければ死ぬ呪い」のこと。
自分が悲惨な結末を終えないため、手段は選ばないと心に決めたソフィアだったが、夫から与えられる初めての優しさに心が揺るがされて……。
「あなたが死ぬか。私が死ぬか。それが、私たち夫婦に定められた運命です」
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