小さな王国の無害そうに見える気弱そうな王女さまは本気モードになるとかなりの腹黒です
沢山の国に囲まれた小さな王国、ラリア国の王女として生まれたアニィナフェネス(愛称アーネ)は、本の挿し絵を見るのが大好きな14歳の女の子。
叶うのなら王立図書館館長になって好きなだけ図書館に籠って本を眺めていたかった。
でもアーネは生まれ落ちた時からラリア国の国益に繋がる相手との政略結婚が義務付けられている。
そして様々な国との縁談が模索される中で、アーネは是非にと請われてラリア国に隣接する国々で一番影響力を持つ、大国オスト国の皇太子との婚約が決定した。
皇太子からの申し出で実現した婚約なのだから、きっと仲良くやっていけると父と母と兄に送り出され、アーネはオスト国の王宮で暮らす事になった。
期待に胸を膨らませていたアーネだったがオスト国皇太子、ヨーゼフには既に愛する女性がおり、アーネは体裁を整える為の道具でしかなかった。
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