57はひとりではない
57は素数か。カップ焼きそばは焼きそばか。
恋人と同じ大学を目指してもいいのか。結婚式は誰のために挙げるのか。
一人で本を読んでいた御影冬華は、佐伯文哉をくだらないディベートへ誘った。
勝敗を決めるはずだった議論は、やがて二人が互いの考えを知るための時間になっていく。
高校二年生の出会いから、大学進学、同棲、そして結婚まで。
答えの出ない話を続けながら、少しずつ同じ人生を選んでいく二人の連作恋愛短編集。
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