解き放たれた癒し手
ダヴァガ王国の片田舎に住むフィロ・ゾーグモックは五歳で治癒の力が発現し、王都にあるワウラ大聖堂での生活を強いられる。
幼いながらも見習い聖女として生活を送るようになるが、それは辛い日々の始まりだった。
それから十年の歳月を経て、フィロに危険が及ぼうとしていた。
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それから十年の歳月を経て、フィロに危険が及ぼうとしていた。
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