望まぬ結婚小説一覧
4
件
血飛沫の中から私を助けてくれたあの方。
真っ白な毛皮を赤く染めながら抱きしめてくれたあの日から、私の心は、あの方のもの――――
生贄の家系であるレイン伯爵家の令嬢、サニアには心に決めた人がいた。
しかし、叔父一家の策略により望まぬ結婚をすることになり…………。
☆カテエラだったので変更しました。
☆ホラー・ミステリー小説大賞のカテエラだっただけなので、ホラーに戻して残酷描写をマシマシ改稿予定。と、いっても私の残酷描写は甘々なのでRはつけません。(笑)
文字数 5,334
最終更新日 2024.02.28
登録日 2024.02.26
⭐︎2024.2.20完結⭐︎ 知沙(ちさ)は28歳の会社員。趣味で声楽を勉強している。総合商社の代表取締役である桐生(きりゅう)の非嫡出子で、3年前に母の頼子(よりこ)を事故で亡くしているが、社会人になってからは援助は受けず、桐生家とは適度な距離を置いていた。
ある日桐生に呼び出された知沙は、いきなり友延(とものべ)家の次期当主と見合いをしろと命じられ、傷つき反発する。そんな中、知沙は会社の帰りに何者かに襲われそうになるが、突如飛んできた一羽の鶴に助けられる形になり、難を逃れる。
有休消化とリフレッシュのために、母との思い出がある温泉に出かけた知沙は、上品で美しい男性・耀(よう)と出逢う。耀が意に沿わない結婚や会社の後継者となることを家族から押しつけられそうだと語るのを聞き、知沙は彼に親近感を覚える。
朝、知沙がホテルの庭で母の好きだった歌を歌っていると、大きな鶴がやって来る。知沙に寄り添うような様子を見せる鶴が、かつて自分を助けてくれたと気づいた知沙は、鶴と自分との縁のようなものを感じるのだが……。
異類婚姻譚(人外)、つくってみました! サクッと読める短編です。
文字数 20,540
最終更新日 2024.02.20
登録日 2024.01.31
水神の祠守の娘は、かつて貧しさから乞食のようなぼろを纏っており、村の子供たちからいじめられていた。
年頃を迎え、美しく成長した娘を欲した名主の息子は、強引に婚姻を結ぼうとする。
男は娘をいじめていた子供たちの頭目であった。
娘は乱暴者の男に嫁ぐことを嘆き悲しんだが、拒むすべもなかった。
祝言の夜、旅装束の麗しい姫君が、一晩泊めてほしいと名主の家を訪れる。
姫君の目も眩むような美しさに魅了された花婿は、迎えた花嫁のことも忘れ、姫君に夜這いをかけようとする。
花婿の身勝手なふるまいに、哀れと気遣われる娘。事情を把握した姫君は、娘にある提案を持ち掛ける。
文字数 8,868
最終更新日 2023.03.21
登録日 2023.03.20
「望まない婚約」「真実の愛」「白い結婚」「親の望み」……それ、いったいどういうこと?
常識に疑問を感じたとある伯爵令嬢の、メイドに向けたぼやきの物語。
それと、その伯爵令嬢の玉の輿。
文字数 3,890
最終更新日 2022.10.31
登録日 2022.10.31
4
件