夫の裏切り小説一覧

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政略で嫁いだ相手ピーターには恋人がいたそうです。
私達はお互いの家の利益のための結婚だと割りきっていたせいでしょうか、五年経っても子供は出来ず、でも家同士の繋がりの為結婚で離縁も出来ず、私ダニエラは、ネルツ侯爵家の嫁として今後の事を悩んでいました。
そんな時、領地に戻る途中の夫が馬車の事故で亡くなったとの知らせが届きました。
馬車に乗っていたのは夫と女性と子供で、助かったのは御者と子供だけだったそうです。
女性と子供、そうです元恋人、今は愛人という立場になった彼女です。
屋敷に連れてこられたロニーと名乗る子供は夫そっくりで、その顔を見た瞬間私は前世を思い出しました。
この世界は私が前世でやっていた乙女ゲームの世界で、私はゲームで断罪される悪役令嬢の母親だったのです。
娘と一緒に断罪され魔物に食われる最後を思い出し、なんとかバッドエンドを回避したい。
私の悪あがきが始まります。
第16回恋愛小説大賞 奨励賞頂きました。
応援して下さった皆様ありがとうございます。
本作の感想欄を開けました。
お返事等は書ける時間が取れそうにありませんが、感想頂けたら嬉しいです。
文字数 715,885
最終更新日 2025.05.18
登録日 2021.09.07
この物語は——とある公爵夫人の自己開発の記録、帝国史上初のバツイチ皇后誕生までの物語である。
◇
主人公のアリアとディカルト公爵家の当主であるルドルフは、政略結婚により結ばれた典型的な貴族の夫婦。それでも5年ぶりに夫が戦地から戻るのを喜んだのだが、ルドルフは敗戦国の平民女性イザベラを連れていて。目すら合わせてもらえないまま、本邸と別邸にわかれた別居生活が始まる。実際のところ愛人なのも教えてもらえないイザベラの存在、次第にアリアは日頃の出来事に違和感を感じるようになって。そしてそんなある日、侍女から語られたイザベラに関する「推測」をきっかけに物語は大きく動き出す。 暗闇しかないトンネルのような現状から抜け出すには、ルドルフと離婚し公爵令嬢に戻るしかないと思っていたアリアだが、その「推測」にひと握りの可能性を見出したのだ。そして公爵邸にいながら手をつくし新しい挑戦に踏み出す。とにかく今あるものを使って、できるだけ頑張ろう!——そんなアリアを待っていたのは、思わぬ新しい人生と想像とは少し異なる幸福であった。公爵夫人の反撃と挑戦、結末はいかに!?
➡️登場人物、国、背景など全て架空の100%フィクションです。
➡設定ゆるめですが、ご容赦ください。
文字数 123,645
最終更新日 2025.04.22
登録日 2025.01.01
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