時事問題小説一覧

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2025年の大阪万博を目前に控え、東京の高級居酒屋で語られるのは、70年万博の記憶と現代社会への複雑な想い。65歳の広告マン高橋と72歳の建築士野村、かつて同じ会社で働いた旧友ふたりが、当時の高揚感と今の停滞感を静かに語り合う。高橋は10歳の頃、1970年の万博でロボット館1000万人目の来場者として特別な経験をしたという。野村もまた、青春時代にその場を訪れていた。未来に胸を躍らせたかつての子供たちは今、少子高齢化や不透明な技術進化を前に、「未来」はもはや希望ではなく不安の対象になりつつあると感じている。だが、孫たちの世代に未来へのまなざしを渡すことの意義を見出し、再び万博の地へ向かう決意をするふたり。変わりゆく時代と変わらぬ人間の希望を描いた、静かな共感と未来へのエールが込められた物語。
文字数 5,959
最終更新日 2025.03.30
登録日 2025.03.30
記事投稿サイト「note」でも紹介しています。
発達支援で得たお子さんとの関わりの技術、知識、考え方を記事としてまとめて投稿しています
子育てや、人と関わることへの応用にもつながります。
時事問題に対しても考え方もまとめているので、毎日の少しの時間にちょっと読んでいただくと、きっと有意義な時間になりますよ(´・ω・`)
合わせて、「おがさん」として絵本作家としても活動しています。絵本ひろばやHPにて活動しているので、ぜひ見に来てくださいね。
女性向けとしてますが、女性、男性どちらでに興味があればだれでも見て下さい
文字数 65,804
最終更新日 2024.01.04
登録日 2022.12.01
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