縄文 小説一覧
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件
1
縄文の世界は一万年以上続いていた。
彼らは手足を使い、狩りをし、木の実を採り、土を焼いて器を作り、草を編み、石や木を加工し、豊かな暮らしを築いていた。
縄文人には、暮らせる場所に定住する者と、各地の集落を渡り歩く移動の民がいた。
晩期、2700〜2400年前の頃、地域ごとに異なる暮らしが営まれていた。
その頃、新たに縄文の暮らしを始めた小さな集落があった。
川を堤防にした漁業・狩猟・採取に適した場所で、いくつもの小集落が寄り添うように暮らしていた。
ある日、浜辺に漂着した渡来人が打ち捨てられていた。
言葉も体格も違う彼らを、縄文人は寛容に受け入れた。
こうして新たな血が混ざり、新しい縄文の人間が生まれた。
物語はここから始まる。
「境界に生きる者たちが、日本列島の歴史を静かに形づくっていく物語」
文字数 21,245
最終更新日 2026.04.21
登録日 2026.04.05
2
新しい物語
紀元前0世紀前後、佐久平には弥生の集落が生まれ、
豊かな水と大地に支えられ、繁栄が広がっていった。
しかし、自然はいつも人に味方するわけではない。
浅間山の噴火、気候の揺らぎ、川の氾濫。
それらは次第に人々の暮らしを追い詰め、
かつての豊かな地は、やがて“人の住めない場所”へと変わっていった。
それでも、人は生きる。
時代は移り、群雄割拠のような古墳時代が訪れる。
外からの力が入り、土地をめぐる争いが生まれ、
佐久平は再び人の営みを取り戻し始める。
その頃、
浅間山の大森林――人を拒む深い森の奥に、
ひっそりと生き続けていた集団があったという。
この物語は、
その“森の民”と佐久平の人々が織りなす歴史を、
三つの章に分けて描くものである。
文字数 30,455
最終更新日 2026.04.05
登録日 2026.03.17
3
紀元前0世紀の物語の中から、佐久の里の動きを詳しく描いていく。
浅間山が噴いたのは紀元前1世紀の終わり。
あの噴火を境に、佐久の里の運命は大きく動き始めた。
山の向こうでは、世界がゆっくりと形を変えつつあった。
北陸の直江津王国は孤立し、 南の近畿と西の九州が力を伸ばしていく。
山間の小さな佐久の里も、 遠くの大きな力に、静かに揺れ始めていた。
文字数 18,602
最終更新日 2026.03.17
登録日 2026.03.07
4
紀元前5世紀から紀元1世紀までの日本列島を舞台に、人々がどのように“日本人”へと形づくられていったのかを描く、小説風の歴史読み物。
文字数 90,307
最終更新日 2026.03.04
登録日 2026.03.04
5
縄文時代は、日本の歴史と文化の中で、特別な位置を占める先史時代です。
このレポートでは、その美しい縄文土器の背後に隠れる人々の生活、信仰、そして技術を探る旅に出ます。
約1万年前から始まったこの時代は、狩猟・採集を主とした生活から、徐々に農耕や漁労を取り入れることとなります。
そして、この縄文文化は、自然との共生を基盤として発展してきました。
このレポートを通じて、縄文時代の人々の生活や文化、そしてその時代の魅力と深さを感じ取っていただければ幸いです。
文字数 6,299
最終更新日 2023.10.22
登録日 2023.10.22
6
一万四千年もの長きにわたった縄文時代。そんな縄文時代にタイムスリップした少年たちは、果たして生き抜いていけるのだろうか。
教科書では教えてくれなかった縄文時代の真実を背景に、神代の日本を描きます。
1話3000文字程度、当面は毎日更新します。
2023.4.29投稿開始
文字数 76,932
最終更新日 2023.05.23
登録日 2023.04.29
7
経済活動というのは、余分な商品があって、初めて始まる活動だと考えられる。自分で採取したものを、そのまま自分で使うだけであれば、そこに経済活動は発生しない。石器時代と呼ばれる時代から、縄文期に入っていった時、最初に商品となったのは、石であった。
石は、石器として最上級の品質であった、黒曜石である。
黒曜石は、石のままでは価値を持たない。
加工する知識・技術・技能があって始めて、鏃となり、釣り針となって、狩や漁の道具として使うことができる。
参考資料
CGS動画 「目からウロコの日本の歴史」 小名木善行&神谷宗幣
西田正規 著「人類のなかの定住革命」
安田喜憲 著「森と文明の物語」
鬼頭宏 著「人口から読む日本の歴史」
高木久史著「撰銭とビタ一文の戦国史」
日ノ本における、経済の始まりは、縄文期に遡ることができる。
縄文期を含めて、琵琶湖の周囲で調べていると、琵琶湖湖岸地域というのは、巨大な水資源に恵まれ、水運を利用した交易が可能であった交易拠点でありました。世界でも最古の土器が、土偶として発見された地域でもあり、葦原を利用した製品、椎などのドングリを使った料理、稲作の始まり、鉄器や銅鐸、里山の鮒ずし、琵琶湖の周辺では、様々な製品が産み出されています。
経済の始まりを追うという意味では、琵琶湖湖岸地域と言うのは、かなり面白い地域だろうと思います。
文字数 51,298
最終更新日 2019.10.15
登録日 2018.11.22
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