運命のヒト小説一覧

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君はオレを助けてくれた。誰も聴こえない声を聴いて。だから君は、オレの運命の人なんだ。 美雨は、子供にいじめられている白いヘビの声を聴く。助けてあげて、手当てをしてあげることに。彼女の特殊能力、それは『家』による血族のものだった。 彼女は喜多見美雨。本当の古来からの呼び方は『鬼』多見美雨。人ならざる者達の声を聞いたり見たりする『見鬼』の家。そして跡継ぎのコウを生む。父親は、ね。ほら解るよね?
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文字数 25,891 最終更新日 2024.03.11 登録日 2024.02.04
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