ちょっぴりミステリー風味 小説一覧
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あら旦那さま。後ろで泣いている女性もあなたの不貞のお相手ですか?
ケイフォード男爵子息夫人のクラリッサは、用事で赴いた隣の領の町で偶然見てしまった。
自分の知らない男の子が「パパ」と呼び、その子を肩車する最愛の夫であるイライアスを――
すれ違いの日々で夫に会えず、クラリッサが悶々と過ごしていたある日、彼は肩車をしていた男の子と知らない女性を連れ屋敷に帰ってきた。
その女性――マルヴィナは、クラリッサに高らかに言い放つ。
自分のお腹の中には、イライアスとの赤ちゃんがいる、と――
その後、客間でお互いの家族を交えての話し合いの中、不意にクラリッサがきょとりと目を丸くさせ、夫に言った。
「あら、旦那さま。後ろで泣いている女性も、あなたの不貞のお相手ですか?」
……シンと静まり返る部屋。
イライアスの後ろに、女性なんて……いない。
その場にいた、イライアス以外の全員が思った。
夫の不貞という名の〝裏切り〟に、この女はついに心が壊れてしまったのだ、と――
※作者独自の世界観が入っています。
感想数 73
文字数 72,055
最終更新日 2026.08.02
登録日 2026.07.10
2
”お飾り王妃”の立て籠もり
若くして王となったクラウス。
真面目で堅物と評される彼は、父王の後、国を守ることを命題とし、邁進する日々。
同じく若くして王妃となった妻・アンジェリカのことは子供の頃からの同志であり、親友であり、恋人で妻であると思っていた。
しかし、重用していた文官の伯爵令嬢を側室にという声が周囲から上がり、その噂は実しやかに王宮に広がっていく。
火消はすれど、燻り続ける噂。果ては、今の王妃を廃し、件の令嬢を王妃にするという噂まで発展してしまう。
すれ違い、幾つかの掛け違いが、王と王妃の間に溝を生み、とうとう王妃は宮の扉を閉ざしてしまった。
かくして、クラウスはアンジェリカの愛と信頼を取り戻すことが出来るのか。
廃妃の噂の真意は、どこにあるのか。
クラウスは、その謎を探りながら、国と妻とを守り抜く覚悟を決める。
※基本、王であるクラウスの側の視点で進む予定です。
※ヒロイン?の王妃は、余り出てこないかもしれません。
※不定期更新です。書きながら更新します。
※見切り発車ですので、とりあえず短編で始めます。途中R指定になったらごめんなさい。
※作者の妄想の産物です。
※頭の中にあるものを言語化しています。神様ではないので、「創造」することはできません。
※小心者ゆえ、感想欄は閉じております。
※誤字脱字やつじつまの合わない部分は後からこっそり修正致します。
文字数 5,994
最終更新日 2026.02.06
登録日 2026.01.29
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