時代もの(明治) 小説一覧
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散華の紅雪
日清戦争の勝利に巷が沸き返る明治中期。
「生家に顔を見せにこい」という短い手紙を受け取った主人公は、十数年ぶりに故郷――戦勝景気とは掛け離れた山深い寒村へ帰省する。
主人公を温かく迎える故郷の人々と、父母との再会。そして彼の前に現れる口のきけない少女。
やがて、再び村を襲う飢饉によって村人達の確執が表面化する中、幾度も過る「真っ白な世界」の記憶と、山にまつわる忌まわしき業。
…それはかつてこの地で命を落とした一人の遊女、心胆寒からしめる雪女郎伝説の悲劇の再来か――
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文字数 37,018
最終更新日 2020.11.01
登録日 2020.09.11
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怪異祓いの晴々堂 〜売られかけた娘と、美しすぎる術師の明治奇譚〜
明治十三年、東京。
吉原に売られかけた没落士族の娘・菊子には、人に言えない秘密があった。
幼い頃から、妖怪や怪異が「視えて」しまうのだ。
逃げ出した夜の石畳で出会ったのは、怪異か人か判じかねる美しい男。
晴々堂・士御門晴之助。怪異祓い、承りますと看板を掲げる術師だった。
「手伝うなら飯くらい食わせてやりますよ」
心を殺して生きてきた。感じなければ、傷つかない。
けれど怪異と向き合うたびに、誰かの痛みが、誰かの想いが、凍えた胸に触れてくる。
怪異と美味しい飯と、少しの涙。
文明開化の光が届かぬ夜の路地で、今日も依頼が舞い込む。
感想数 0
文字数 2,114
最終更新日 2026.06.17
登録日 2026.06.17
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