ミステリー 陰陽師小説一覧

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 モデルと見間違えるほどに美しい長身の昼間夕子は神聖女学園に赴任した。 古典教師の夕子は文芸部の顧問をも兼任することになる。 しかし夕子には別の顔があった。 それは売れっ子のステルス作家として活躍していたからだ。  ある時、夕子は謎の声を聞く。 その声が精霊とわかり、夕子は声に導かれるままに行動した。 声は前世の「契りを見つけて」という言葉を残して消えた。  昼間夕子が竹取物語のミステリーのトラップに気付くのに時間はかからなかった。 双子のかぐや姫の生まれ変わりと夕子は出逢う。  前世の宿縁の者が夕子の元に集まる頃、謎の超常現象が次々と始まった。 時空の歪みと夕子たちが関係していると、陰陽師の神主が言う。  しばらくして、神社の境内に巫女装束の女性が倒れていた。 彼女がタイムスリップで現世に飛ばされた、夕子の前世の妹の零と分かった。  神主はタイムスリップと神社のイラストの謎に気付いた。  帝の生まれ変わりの酒田昇が、神主の退行催眠により前世の帝の詠唱方法に成功した。 夕子たちのメモを酒田が見ると特殊な祝詞のような文字の羅列に困惑する。 零が酒田に昔の祝詞の読み方を教え、詠唱により女神召喚に成功した。  女神は酒田、夕子、朝霧、星乃、そして零の前に浮いて現れた。 零は女神の承認を受け、自分の生まれ変わりの日向黒子と出逢うことになる。  神社の境内がタイムスリップの出口となり不可解な現象が続き、かぐや姫と呼ばれていた三日月姫も現世に現れた。 三日月未来(みかづきみらい)より。 (三日月未来です。この小説は『小説家になろう!』『カクヨム』『アルファポリス』にて掲載しています)
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文字数 144,264 最終更新日 2024.04.26 登録日 2023.11.12
「何も不思議な事は無い。物事には全て、道理という物があるのさ。それが例え、物の怪の事であってもね。」 神薙高校2年の神来 稔は、幼い頃から幽霊の類いが見えていた。 恐ろしく、淋しく、不可思議なそれらは、人智を超えた奇怪な現象を生み出す。 そういうものだと、思われていた。 「何てことはない。心霊現象と言うのも偲びない、ちょっとした現世の糸と隠り世の糸の絡み合いだよ。」 それを彼女は、絡まった糸を解くかのように解決する。 彼女の名は鬼払瀬 美晴。女子高生にして陰陽師の末裔。 神来と鬼払瀬、そして古本屋『水鏡書堂』に集う面々が、怪しくも美しい心霊事件と向き合っていく。 現世と隠り世の道理を明かす、日常の隣を描く心霊ミステリー。 -恐怖で曇った目に真実は映らない。 さあ、明け払うとしよう。 ※登場するお祓いや心霊、言葉に関する知識は通説や俗説を基に作者により考察・編集又は創作した内容となっており、事実とは異なる場合があります。
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文字数 51,040 最終更新日 2020.05.09 登録日 2019.04.12
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